東西に流れる大屋根が特徴な外観。

腰屋根のある家

敷地は井野川近くの畑地で一段下がった土地でしたが、東に工業団地造成計画があり、道路地盤が上がるため擁壁盛り土を行っての新築となりました。南の前面道路を挟んだところに4階建の施設があり、陽当りの確保とプライバシー確保を考え計画しました。特徴としては、雨水を東西に流す事と日射を取り入れるためにデザインした東西の大屋根です。また、冬場に南東から気持ち良い日射が入るよう吹抜けとし、薪ストーブの熱が家全体に行渡るような部屋の配置にしました。夏場には腰屋根の窓を開け、熱気を排出する自然換気とし、漆喰や杉の木で調湿効果抜群の心地よい住まいとなりました。

所在地:高崎市
延床面積:120.07㎡
竣工:2017年