富岡市「小桑原の家」建て方に入りました

富岡市小桑原の家では本日より建て方に入りました。
天候に恵まれ、気持ちよく仕事が進んでおります。少し暑いぐらいだと大工さんは言っていました(^^)

今回の住まいはプレカットと手刻みの併用で構造材を加工しております。小屋組みは金物に頼らない摩擦が大きい折置組みとしました。

継ぎ手は主に追っ掛け大栓継ぎ手を使用し、強固で柔軟な継ぎ手としています。
もちろん内部から構造材がみえる現しづくりです。

上記写真は小屋組みが完成したところです。水平の梁は必要最低限にしてシンプルにきれいに見えるよう工夫しました。
この上に棟木、母屋、登り梁がきます(^^)

お客様は30代前半で私と歳が近く一緒に空手を志した後輩でもあります。私の話をしっかり聞いていただき、賛同してくれ家づくりを任せて頂きました。M様の為に最高の仕事ができるよう一生懸命やらせていただきます!

ヒノキの7寸角(21㎝角)の大黒柱と追っ掛け大栓継ぎ手。

下山 勇志