手刻み加工

下仁田町にて8月上棟予定の「畑を楽しむ土間のある家」の手刻みが進んでおります。墨付けという木の構造材に線や番付を書く作業は完了し、手刻みも中盤に入りました。
下写真は建物の角に使う通し柱です。通常の通し柱は12㎝角ですが、今回は18㎝角を使います。

写真はヒノキの6寸角(18㎝角)大黒柱。
こちらは杉の梁材です。20代若手の星野君も頑張っています。

一本一本木と向き合い、おさまりの美しさを意識しつつ、強い仕口と継手を丁寧につくっていきます。この構造材が組みあがっていくところが一番私は好きです。大工の腕の見せ所ですね。今から上棟が楽しみです。

下山勇志