太陽で床暖房する家 びおソーラーパネル周り板金完了

下仁田町にて建築中のY様邸ではびおソーラーパネルまわりの板金工事か完了しました。パネルとの取り合いの納まりに不安がありましたが、板金屋さんと入念に打合せ&管理を行いバッチリ施工できました。
また棟換気部分も屋根の通気が抜ける工法をとっており、夏には熱を排出できるようになっています。冬はびおソーラーパネルに通気が入りパネルの熱と共に床下に送り込みます。

こちらはガラス面と棟換気の取り合い部分です。万が一の場合でもパネルを取り外し交換できるよう板金処理しています。

下屋の棟換気はこちら。びおソーラーを採用しないお家でも棟換気を取り付けて屋根の通気桟(厚さ30㎜)から空気が抜けるようになっています。夏の熱気対策と耐久性向上の為です。棟換気は横葺きも基本は同じ構造になっています。

今回施工をして考えたことはびおソーラーパネルとは別の集熱ガラスを設け、そこに溜まった熱を床下に送り込んでも良い思いました。びおソーラーパネルにも壁付けタイプがありますので様々な応用が利きます。今後も太陽熱を利用した省エネルギーで暖かい住まいを研究していきたいと思います。

下山勇志