北軽井沢の家 基礎工事現場管理

北軽井沢の家では基礎工事が進んでいます。建物付近の土鋤取りから基礎の地中梁の掘削が完了し砕石を敷いて入念に転圧を行いました。写真は砕石を入れる前に土の状態で転圧をしている所です。砕石を敷いてから再度転圧を行います。

掘削した土を確認しましたが砂質土でした。先日雨が降りましたが砂質土部分は水が浸透してぬかるみが少なかったです。

こちらの写真は掘削時に出てきた石の断面です。浅間山の噴火の際に落ちてきた石でしょうか。なかなか見ない断面の石です。

砕石の転圧を入念に行った後防湿シートを施工します。写真は昨日の様子です。シートを抑えるように捨てコンクリートを打設していきます。捨てコンクリートは型枠の墨出しや鉄筋のスペーサーの受台として欠かせません。

写真は捨てコンクリートが完了した様子です。北軽井沢は寒い地域ですので基礎の根入れ深さを850㎜以上としています。捨てコンクリートが硬化したら型枠設置、鉄筋の配筋になります。強度の高い基礎となるようしっかり管理していきたいと思います。

下山勇志