自宅に併設した平屋を建てました。自宅は2階建てですが、1階には事務所があるため、居住空間に限りがあります。子どもが空手を習い始め、ストレッチや練習をする場所が必要になったことをきっかけに、家づくりを考え始めました。将来的にリフォームを検討するのなら、今のうちに役立つ住まいがほしいと思ったんです(奥様)。

木の家が好きで、ケイハウスさんの構造見学会へ足を運びました。現場で職人さんが木を手で刻んで、ほぞ穴を開けているところを見ました。そんな職人さんの仕事ぶりや人柄、たくさんの木を使用していることが決め手になりました(ご主人)。
自社で木材を持っていて、出どころの分かる木を使っているところです。食べ物と同じように木も生産地が分かる方がいいですね。子どもの健康のためにも、ケイハウスさんの建てる家は安心して暮らせると感じました(奥様)。

構造材が現しになった、真壁造りの木組みの家です。平屋ですが、勾配天井が生かされていて開放感があります。腰屋根の高窓はケイハウスさんからの提案を採用しました。熱気を逃がして日差しを取り込み、明るさと心地よさが得られます(ご主人)。

旅館をイメージしました。落ち着く空間にしたかったので、なるべくシンプルに見えるように心掛けました。漆喰の壁と腰壁とのバランスを意識したり、檜の床を希望しました。それから、子どもが勉強している様子が見えるように、対面キッチンにカウンターを造作してもらいました(奥様)。

キッチンに立つと、隅から隅まで空間全体が眺められます。広々としていて、すっきりとした空間は心地いいですね。(奥様)。
柱や梁の構造材をじっくり眺めていると、木に鉛筆の跡が残っているものがあります。職人さんが木を刻んでくれたんだなと思うと、なんだかうれしくなります(ご主人)。

現状では、慌ただしい朝の時間帯は母屋で済ませ、夜は新居で夕食を作って、家族団らんを楽しむ生活です。子どもがカウンターで勉強をしたり、空手の練習が思い切りできる広さがあって満足しています(奥様)。
家じゅうに広がる木の香りが心地よくて落ち着きます(ご主人)。

すっきりと暮らしたいので今の状態を保てるように、なるべく物を置かない努力をしていきたいと思います。また、ご近所さんとの交流の場として、おつまみやお酒を用意してここで楽しむのもいいですね。母屋と新居は繋がっていますが、鍵がかけられるので、離れのように友人に泊まってもらうこともできます。ゆくゆくは親との同居や、親と子で世帯を分けて、母屋と新居で二世帯として暮らすことも。いろんな使い道が考えられますね(奥様)。