親との同居を考えるようになり、建築年数の経過した平屋の実家のあった場所を活用して二世帯住宅を建てる運びになりました。

家を建てるのなら「木を使った家がいい」という思いがありました。建築会社をネット検索しているうちに、自然素材にこだわりのあるケイハウスさんのホームページに巡り合いました。早速コンタクトを取り、話をお伺いしたのがきっかけです。その後、建設中の家を見学させていただきました。やはりハウスメーカーとはまったく違って、木をふんだんに使った個性的な家づくりに魅力を感じ、それが決め手になりましたね。

親世帯と子世帯を左右で分けた二世帯住宅です。２階の屋根の上に乗せた越屋根が、ケイハウスさんらしい特徴のある外観デザインです。私たち夫婦の居住スペースは、吹き抜けから日の光が入り、明るく開放感があります。大きな掃き出し窓には木製サッシを使用しています。造園も併せてケイハウスさんに依頼しました。里山にいるかのような風情のある庭の景色を窓越しに楽しめる住まいです。

イメージは「山の中にある別荘のような家」。ケイハウスさんは無垢の木と漆喰の塗り壁のバランスが美しい家づくりを得意としていますが、どこにいても木のぬくもりが感じられるように「壁にも木をふんだんに張ってほしい」とお願いしました。床には檜、壁や天井には杉の無垢材を張り、家具や収納も造作してもらいました。

オーダーメードのキッチンは木のぬくもりが感じられて、空間に統一感も生まれました。ステンレスの天板と木の組み合わせがとても気に入っています（奥様）。
吹き抜けのあるリビング空間です。見上げると障子を配した2階のロフトが見えます。さらに上の越屋根から漏れる光に連続性が感じられます。夜の雰囲気もいいですよ。リビングの障子戸を閉めた後、外から帰ってきた時に見るやわらかな光が好きですね（ご主人）。

吹き抜けのあるリビング空間を中心としたコンパクトな動線は、どこに行くにも自由に動けて便利です（ご主人）。
木に囲まれた暮らしは癒やされます。暑い夏でもじめじめとした湿度を感じません。木が呼吸をしているせいでしょうか（奥様）。
キッチンに対面して桜の一枚板でカウンターテーブルを造ってもらいました。居心地がよくて、食後もそのままくつろいでいます（ご主人）。

どこを取っても申し分のない満足のいく家ができました。ケイハウスさんに感謝です。
木の持つ美しさやぬくもりを日々感じながら、穏やかに暮らしていけたらと思っています。