吉岡の家

吉岡の家

敷地は大型分譲地内の一画で、前面には隣地建物が立ち並び、陽当たりが懸念されていましたが、階段と吹抜けを同一場所に配置し、大きな吹き抜けの高窓から冬場の日射取得を考えました。吹き抜けの隣には限られた空間の中ではありましたが、共働きに重宝する室内干しスペースを設け、必要ないときには部屋にできるよう無垢フロアーで仕上げました。吉岡の家は9本の通し柱で構成され、単純ではありますが強固な構造としました。居間のサクラの木が子どもたちの成長と家族の幸せをいつまでも見守り続けます。