住まいのメンテナンスへ

先日、住まいのメンテナンスに前橋市のお宅へ行ってきました。完成引渡しから今年で4年目になります。吊りバルコニーの手摺であるヒバの格子もいい色になってきました。

1階のトイレ鍵が外れてしまったという事で見に行くと、ネジが緩んでいました。引き戸の鍵は使っているうちにネジが緩んでしまうようです。ネジを閉めて住まい手さんにもご自分で直せるよう一緒に見てもらいました。

内部の写真は撮り忘れてしまいましたが、綺麗な暮らしぶりでした。小さなお子様が2人いらっしゃるお家でにぎやかでした。参考に冬の暮らしぶりを聞いてみると昼間の天気の良い日はエアコンは付けず南のガラスからの日射取得で十分暖かいとのこと。エアコンは朝5時から6時くらいに運転になるようタイマーセットし、出勤前の8時には切ってしまうようです。天気の良い日の昼間は20度を下回らないとのことで、断熱性能と日射取得の効果が出ているなぁと嬉しくなりました。

写真はそのFIXガラスと吊りバルコニーです。ガラス部分も水切が利いていて防水上問題ありませんでした。吊りバルコニーのボルトの締まり具合も確認し、問題ないことを確認できました。

設計通りに温熱環境が整うと嬉しいものです。これからも断熱気密性能の向上と機械に頼らないパッシブデザインに磨きをかけていきたいと思います。

下山勇志