梅雨時期の造作工事

本日は下仁田町「あじさい園を望む囲いの家」の現場へ。住まい手さんとタイルや洗面台カウンター色などの打ち合わせを行いました。UBが入ったので一緒に現場へ行き完成したUBをご覧いただきました。

現場では大工さんが幅木を施工しております。壁はメインの居間以外の居室はモイス(内装用)の仕上げになります。モイスとは天然素材でつくられた新建材で調湿効果、消臭効果、結露防止、防火性、静電気やホコリをよせつけない等の特徴があり粉末にすれば肥料になる素材です。
私が知っている限り漆喰に一番近い素材ではないでしょうか。仕上げ材として貼りますが下地にもなるのでその上にさらに漆喰塗りなどDIYも可能です。

丁寧に施工しています。
モイスは6㎜厚ですので下地を細かくいれます。

これから施工に入りますが仕上りが今から楽しみですね。

さてこちらは同じく下仁田町で施工中の「太陽で床暖房する家」です。外壁は1階部分まで施工できました。あともう少しですね。

中では大工さんが階段の手刻みに入っています。写真は階段の踏み板を入れる側板のホゾ穴を掘っているところです。近年ではプレカットで加工するところも多いと聞きますが当社では現場で手加工をしています。

プレカット機械で加工し現場でおさめるのと違い、手加工は手間がかかりますが大工さんの手で一からつくられた階段は仕上りが違います。ぜひその違いを完成見学会で確かめてください。

下山勇志