北軽井沢の家 薪ストーブが入りました

北軽井沢の家では完成に向けて工事が進んでおります。
現場より写真が届きましたので少しご紹介できればと思います。

薪ストーブが入りました。先日住まい手さんと床の塗装をしたのですが、床の落ち着いた色とタイルの色と合っており美しいですね。

住まい手さんがデザインしたテレビ台もおさまりました。スッキリしていて格好いいです。TV台の下には自動掃除機が入る予定です。

こちらはエンジュの木を使った手洗い器。以前造園屋さんからいただいたエンジュの木がカウンターとして活きています。目隠しのJパネル板もスリットを入れて格好いいデザインに。

弊社がデザインした門柱です。住まい手さんが用意したポストを取り付けして完成したようです。門柱があるだけで敷地の境界がはっきりします。

完成見学会ではまだまだご紹介できていない魅力をご覧いただけます。まだ若干の空きがありますのでぜひこの機会にご参加ください。

皆様のご参加お待ちしております。

下山勇志

北軽井沢の家 完成見学会の再案内

北軽井沢の家が間もなく完成します。住まい手さんのご厚意により下記日程で完成見学会を開催させていただく事となりました。ぜひこの機会にご参加ください。

日程:2023年6月25日(日)10時~16時
時間:①10時~②11時~③13時~④14時~⑤15時~(予約制)
場所:群馬県長野原町北軽井沢(ご予約後メールにてお知らせします)
方法:ご希望の時間帯を添えて担当者へご連絡ください。新規の方は弊社ホームページのお問い合わせフォーム「完成見学会」よりご予約ください。その際はメールアドレスの記載をお願い致します。

完成見学会は終了しました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

以上

【北軽井沢の家の魅力】
・緑に囲まれた立地
・LDKを中心とした回遊できる間取りの平屋
・庭を一望できる南開口部
・シンプルで美しい構造架構
・冬の暖は薪ストーブと床下エアコン
・木と漆喰など自然素材に包まれた空間
・造作キッチン、洗面台など

主な性能
寒冷地仕様の深基礎と基礎外断熱
耐震等級3、UA値0.35W/㎡K(3地域)
3種換気方式、長期優良住宅認定済

【お問い合わせ先】
お申し込みフォームはこちら
メール:info_takasaki@keihouse1994.jp
電 話:027-386-5955(高崎)

見学会場周辺には自然を感じられる観光地や温泉があります。
ぜひお立ち寄りください。参考:https://naganohara.com/

工事の様子はこちらhttp://keihouse1994.jp/blog/archives/5174

前橋の現場 上棟式

先週から建て方に入っていた前橋の現場では上屋下屋共に屋根の下葺きまで完了し無事に上棟式をむかえることができました。梅雨時期の天気の様子をみながらの作業で思うように進みませんでしたが安全第一で丁寧に施工できたと思います。職人の皆様に感謝です。

上棟式では住まい手さんによる挨拶と直会もしていただきました。改めて感謝申し上げます。

写真は当日の帰り間際の写真です。屋根の下葺きができたので雨が降っても安心です。

少し工事の様子をご紹介出ればと思います。
こちらの写真は上棟日当日の屋根の野地板を張っているところです。下には通気桟がありここの隙間から空気が抜ける構造になっています。常に乾燥を保ち木材の良い状態をつくる工夫です。

2階の深い軒の写真です。雨や夏の日射から建物を守ります。

1階の構造躯体です。許容応力度計算をした耐震等級3をクリアしています。大黒柱はヒノキの18㎝角です。

こちらは2階の柱の仕口部分になります。まだ途中ですが設計図どおりできているか確認をしました。柱の仕口は長ホゾコミ栓打ちを基本に必要な箇所は金物で緊結します。

2階の小屋組みの様子。構造架構を現しとした意匠です。右上に見えるのが腰屋根で夏の排熱と冬の日射取得に役立ちます。

腰屋根のアップ写真。これから断熱材や窓が入り形になっていきます。今から完成が楽しみです。

前橋のお家は総2階+下屋の構造プランでスケルトンインフィルの考えで設計しております。これから構造を固めてから内部(インフィル)に入っていきますが構造以外は自由なので心地よい空間になるよう設計施工を進めていきたいと思います。

下山勇志

前橋の現場 建て方に入りました

前橋の現場では昨日より建て方に入っています。梅雨入り前の晴天に恵まれ作業が進みました。工事の様子をご紹介できればと思います。

こちらの写真は2階の床梁の胴差しを通し柱におさめているところです。声を掛け合いながら梁をおさめていきます。

写真は構造上重要な仕口の金物であるDボルトを締めているところです。大工さんはまさに木と向き合うお医者さんですね。

こちらの写真は2日目本日の朝の様子です。こちらの写真は1階のキッチンからリビング開口部越しの庭を観たところです。階高を低く抑えたイメージ通りの空間になっています。

こちらの写真は2階の廊下から見る開口部です。こちらから冬の日射を取り込みます。

本日は大工さんが少ないため私も少しの時間手伝いましたが慣れてないと大変ですね。暑い中職人の皆様には感謝です。

写真は南の桁をいれているところです。写真右奥にみえるように柱のホゾ(柱の上下の飛び出した部分)は9㎝の長ホゾとしています。9㎝あるとしっかり叩かないと入りません。入りづらいということは抜けづらいということになります。抜けづらいということは地震時に耐えられるということです。もちろん構造計算により必要なところには金物を設置しておりますが金物に頼らない抜けづらい工夫を施しています。

写真は棟木をおさめているところになります。梁材を繋ぐ継手は引っ張りや圧縮に強い追っかけ大栓継手です。この後コミ栓という木の杭を打って固定します。すべて化粧(見えてくる)になってくるので気を使います。

写真は棟木がおさまった様子です。2階の構造上重要な床構面(Jパネル等)は昨日施工されました。足場がしっかりしていると安心できます。

写真は建具の鴨居ミゾをついているところです。2階の階高をおさえて梁を鴨居としています。美しい水平ラインを出す工夫です。

建て方初日には住まい手さんも現場に足を運んでくださいました。期待に応えるよう気を引き締めて上棟に向けて工事を進めていきたいと思います。

下山勇志

北軽井沢の現場 内部造作工事

本日は北軽井沢の現場へ打ち合わせに行ってきました。外壁の板張りが完成し仮設足場も外れ外観が露わになりました。

冬季対策で仮埋戻しをした土をどけてもらい基礎外断熱材に専用の左官材を塗りました。写真は塗る前の様子です。

こちらは塗った後の様子です。まだ下塗りの状態ですがしっかり硬化しこれで一安心です。この後雨水が浸透するよう砕石を入れていきます。

現場のふとした光景。緑と木のコントラストが美しい。

建具屋さんと木製ガラス戸の気密の取り方や引き寄せクレセントの打ち合わせをしました。写真は木製ガラス戸のピンチブロック(気密パッキン)を施工しているところです。木製ガラス戸は気密をないがしろにしません。

建具をはめたり外したりして調整しています。

重いガラスを支える戸車。

内部では造作家具の工事に入っています。

こちらは洗面台の収納鏡です。

住まい手さんこだわりの手洗い器カウンター(エンジュの木)です。綺麗にできました。

当社では木の住まいに合う造作家具もつくっています。その分費用や工期がかかりますが唯一無二のものになると考えております。

購入した家具を置いても良いのですが自然素材の住まいには無垢の木でつくる家具が合いますよね。ぜひご検討いただければと思います。

下山勇志

前橋の現場 基礎が完成しました

前橋の現場では先日基礎立ち上りコンクリートの打設を行い充分な養生期間を経て型枠を外し、住宅基礎が完成となりました。

写真は基礎立ち上りコンクリートを打設しているところです。天気も良く打設日和となりました。

生コンの品質を納品伝票と目視で確認しました。

写真は型枠が外れ完成した基礎です。ここ数日気温が上がり暑い日が続いたので水をはって養生をしました。

本日は雨が降り恵の雨となりました。これから土台敷きを行い建て前の準備になります。建て前が今から楽しみです。

下山勇志

森の中の小さな家 1年点検へ

先日弊社が設計施工した住まいを見学したいという方の案内と竣工から1年経過した長期優良住宅の点検も兼ねて森の中の小さな家を訪れました。外観の写真を撮り忘れてしまいましたが外壁の色も少し変化がありその土地に溶け込んだ佇まいとなっていました。

こちらの写真は竣工当時のものです。これから緑が深くなり一層室内からの景色が楽しめそうです。

見学された方は住まい手さんの暮らしぶりに聞き入りながら色々と質問をされて参考になった様子でした。快く見学にご協力いただきました住まい手さんに感謝です。

1年点検では長期優良住宅申請時に掲げた点検項目に沿って確認を行い異常がないことを確認しました。床下も確認しシロアリ被害やカビなどのないことを確認できました。虫が多い地域ではありますが虫の死骸も見つからず床下のガラリ開口部の下のホコリがあった程度でした。写真は床下の様子です。奥の光が入っている明るいところが床のガラリ部分になります。

床下を利用する住まいは基礎断熱になりますが、より断熱気密に磨きをかけて行きたいと思います。

維持管理を行うことで永く快適に暮らせる木の住まいを提案していきたいです。

下山勇志

前橋の現場 アンカーボルト位置確認

本日も前橋の現場へ。基礎の耐圧板コンクリートがうまく打てたか気になり午後一番で現場に行ってきました。ご覧の通りきれいに仕上り安心しました。

基礎屋さんが丁寧にアンカーボルト金物をセットしてくれました。

内部基礎立ち上がりの型枠墨位置とアンカーボルト位置が設計図通りか確認をしました。

写真は立ち上がり基礎の高さの基準となる部材を上下に動かしてレベルを合わせている所です。色々な道具があり関心しました。どんな仕事もそうですがいい仕事するにはいい道具が必要ですね。

これから内部型枠、コンクリート打設となります。強度の高い基礎になるようしっかり監理していきます。

下山勇志

前橋の現場 基礎コンクリート打設

本日は早朝より前橋市の現場にて基礎の耐圧版コンクリート打設を行いました。天気も晴れて打設日和となりました。

生コンの納品伝票と目視にてコンクリートの品質を確認しました。

コンクリートを打ち込む人、バイブをかける人、タンピングする人、おさえる人と息を合わせて順調に進んでいきます。

写真は打設終盤に入ったところです。すべて打ちあがったらコテでおさえて耐圧版コンクリート打設は完了となります。明日硬化していれば内部型枠の墨出しに入ります。

現場近くの街路樹が芽吹いており癒されます。敷地周辺に緑があるといいですよね。周辺環境に溶け込んだ木の住まいとなるようしっかり監理していきたいと思います。

下山勇志

前橋市の現場 木配りをしました

本日は前橋市の現場の木配りを行いました。木配りとは構造材をどの場所にどう使うか番付を行う作業です。今回もプレカット工場にて材を広げ、一本一本吟味しながら選ぶことができました。

写真は梁せい1尺(303㎜)の材になります。大人2人で持ち上げて反りを見たり木の元口(丸太の根本)や末口(木の先端部分)を見たり、色味を見たり、節の良し悪しを見たりと根気のいる作業です。

写真は小屋梁となる8寸(240㎜)の梁材になります。番付が終わったところの写真です。梁材は1本1本表情が違います。それをリビングや玄関等よく見える場所に優先的に良い材をもっていきます。そうすることで一等材(節がある材)でもすべての材を上手に余すことなく使うことができます。上棟して梁材が組みあがった時の美しさが違うのです。

弊社がつくる木の住まいは構造架構を活かしたデザインです。梁や柱があらわしとなるので木の香りや粘り強さが引き立つよう自然乾燥や低温乾燥材を使います。ご覧の通り材の色味が違います。高温乾燥ですと材が黄色っぽいのですがピンク色を維持した乾燥材になっています。この材が経年美化していきます。

午後は現場にて型枠の状態や給排水配管の確認、鉄筋の写真撮影に行きました。いよいよコンクリート打設となります。

写真は尺一寸(330㎜)の小屋梁です。これからプレカット加工及び手加工を施し建前の準備に入ります。まだまだやることは多いですが丁寧に準備を進めていきたいと思います。

下山勇志