「畑仕事を楽しむ土間のある家」いよいよ着工

先日良き日に下仁田町にて「畑仕事を楽しむ土間のある家」の地鎮祭を執り行いました。前日まで雨が降っていましたが、当日はぴたりと雨が止み地鎮祭日和となりました。雨が降り地固まるといいますが、まさに地盤が固くなっており竹の杭をいれるのに苦労しました。
いよいよ着工となり気が引き締まる思いです。S様おめでとうございます!

下仁田町の本社兼作業場では「畑仕事を楽しむ土間のある家」の構造材の墨付け、刻みに入りました。
木のクセを詠み、どの材をどこに使うかを吟味しながら墨付けを行います。継手の種類は「金輪継ぎ」が基本です。通常プレカットで使う鎌継ぎに比べて3倍以上の接合強度がある継手です。手刻みといっても様々な継手がありますが、当社では構造には手間を惜しみなくかけて安心安全な構造システムをつくっています。それは長年の大工の感も大事ですが、しっかり構造計算をして耐震・耐風性の高い家を設計施工して証明しています。

構造計算して梁せいを出しています。1尺(303㎜)の梁を多く使います。
杉の木目がきれいですね。
若手の星野くんも頑張っています。こちらは土台の間にいれる大引きを加工しています。

今後は構造についての勉強会も検討しております。その際はぜひご参加ください。

下山勇志