森の中の小さな家 壁断熱工事

下仁田町「森の中の小さな家」現場の進捗状況をご紹介します。
写真は石垣の上に佇むの建物外観。石垣がいい雰囲気を醸し出しています。

昨日より壁の断熱工事に入りました。今回は住まい手さんの要望でセルロースファイバー断熱材を使用します。
セルロースファイバー断熱材は新聞紙を再利用した断熱材で調湿性が高いのが特徴です。

板金屋さんが南開口部の板金処理をするためビニールシートが一時的にはがれました。目論んでた日差しが奥まで差し込み気持ちいい時間を過ごせました。

マスクと同じ原料といわれるシートを先行して張っていきます。

充填前のセルロースファイバー断熱材が出ていたので感触を確かめました。グラスウールに比べて重量があります。この断熱材が隙間なく充填されます。

地域的な問題で壁の結露計算ではNGが出てしまうため防湿シートを手前に施工をします。通常の防湿シートではなく冬は防湿、夏は透湿するシートを採用します。セルロースファイバー断熱材の特徴を活かした防湿層を作っていきます。

壁の断熱ができたら中の天井下地に入っていきます。完成が楽しみですね。

下山勇志