本日より安中市「ふるやの平屋」では建て方に入りました。写真は建て方の最初の様子です。柱を立て始めています。朝まで降っていた雨は止み、建て方日和となりました。
写真は大黒柱(通し柱)のホゾです。長ホゾ(12㎝)仕様です。朝はまだ雲が多い天気でした。
大工さんが声を掛け合いながら梁を組んでいきます。写真は棟ラインの梁です。棟ラインは通し柱にしています。
呼吸を合わせて梁を組んでいきます。阿吽の呼吸ですね。
梁の付き方を見たり、柱を見たり。
写真は大黒柱のところがおさまった様子です。がっちり組まれていきます。
こちらの写真は桁通り(一番南の通り)の梁の継手部分を入れているところです。引っ張りに強い継手「追っかけ大栓継手」になっています。
写真は桁の施工が完了したところです。形になってきました。
出番を待つ梁材。レッカーで吊りやすいように並べておきます。
写真は棟まで施工したところです。浅間山が隠れています。
梁の高さをあえて変えています。そうすることで建具の入る差し鴨居としての役割を果たします。そろえるところはそろえて美しい架構を目指しました。
写真は南開口部の様子です。差し鴨居に3本引戸が入ります。
写真は建物のよれをみているところです。建物の傾きを直して仮筋交いを入れていきます。
写真は登り梁が入ったところです。美しい架構になりました。
和小屋組みには垂木方式と登り梁方式があります。今回は登り梁方式です。
屋根構面のJパネル(厚さ36㎜の3層板)が張られたところです。建物の形になりました。明日は垂木や断熱工事になります。2日目も気を引き締めていきたいと思います。
下山勇志