前橋市にて建築中の「通り土間と西にひらく家」では昨日今日と建て方に入っています。写真は初日2階の床組みが施工できたところです。
写真は5寸角の通し柱に梁が組まれたところです。木配りで選んだ梁材が綺麗に配置されました。
写真は追っかけ大栓継手です。コミ栓を入れる前になります。
土台のアンカーボルト接続状況を確認しました。ミスなく設置できました。
写真は本日(2日目)の様子です。敷地は前橋市内の分譲地にあります。北側のお家にとってなるべく日陰にならないよう階高を低く設計しました。
周囲の景観に合わせるのも重要な設計要素だと考えます。
写真は南東から見た様子です。耐震上必要な屋根構面の杉パネルt36㎜が張られ、野垂木の施工に入っています。手前の鼻隠し板も取り付けられました。
写真は1階リビングの様子です。屋根は弊社標準仕様の登り梁方式です。
こちらは2階の様子です。奥が個室になります。
木の家と言っても様々な木の家があります。内装のみ無垢板を張った家や昔ながらの木組みの家で柱や梁が見える真壁の家など様々です。弊社が大切にしているのは構造材を意匠に活かすということです。柱や梁が見える住まいは力の流れが分かり安心感があります。また、白蟻や腐食、破壊等の発見が早くでき維持管理し易いメリットがあります。そして何よりも林業や製材、大工仕事などの手仕事が見えやすいという事ではないでしょうか。見えやすいという事は仕事が難しく手間や時間がかかります。しかし、そうした住まいはつくり手や住まい手にとっても愛されると私は考えます。もちろんデザインや収まりの関係上大壁にするところもありますが、構造が見えるつくりは今後も大切にしていきたいです。
写真は北西から見た外観です。
南西から見た外観です。屋根ができ窓が入ると形になっていきます。
これから屋根断熱、2次防水、通気桟、野地板工事と進んでいきますが丁寧に工事を進めていきたいと思います。
下山勇志