下仁田町の現場 基礎工事と手刻み

地鎮祭から2ヵ月経過してしまいましたが長期優良住宅の申請・認定や基礎屋さんの都合もありようやく基礎工事に入ることができました。工事の様子などをご紹介できればと思います。

写真は掘削の様子です。地盤の改良杭もすっかり硬化しました。

現場監督の甲斐斗(かいと)くんも高い所に飛び乗り目を光らせています。

ふと作業場へ目をやると丸太が沢山。お客様から頂いたマツの丸太は皮を剥いて乾燥に入り、出番を待っています。

こちらの写真は皮剥きをした時のもので現場からもらいました。すべて手作業です。

下仁田町の現場の木材加工も中盤に差し掛かっています。写真は太鼓梁です。

写真は墨付け、ホゾの穴掘りが完了した2階床梁になります。これから仕口を刻んでいきます。

写真は完成した小屋梁の継ぎ手で「金輪継ぎ」です。

太鼓梁の違う角度から。写真中央に見えるのは棟木になります。

写真手前の太鼓張りが棟木で継手は「台持ち継手」です。金輪継手を縦にしたような継手で芯で継げるのが利点です。

写真はケヤキの大黒柱になります。多角形に削りました。

枝があったところはあえてそのままにし、木の自然らしさを現したそうです。少し太めの通し柱で心配ですが上棟後、家に馴染んでくれることを願います。建て方が今から楽しみですね。

下山勇志