
先日上棟をむかえた富岡市庫裏の現場では屋根の瓦葺き工事に入っています。
写真は建物東側から撮影したものです。下葺きが完了し軒先の瓦が並びました。

写真は北の下屋から見た様子です。瓦が出番を待っています。

2階部分の壁との取り合いに捨板水切りが施工されました。捨て谷ともいいます。

こちらの写真は屋根が合わさる部分です。

しっかり雨水の通り道をつくっていきます。

こちらは際の部分です。捨板水切りから流れた雨水は軒樋に入るようになっています。防水の要です。
木造住宅は防水をしっかりすれば100年以上もちます。雨がしっかり流れるシンプルな設計を心掛けています。これから構造検査後、外壁の防水工事に入ります。気を引き締めて取り掛かりたいと思います。
下山勇志