安中市「ふるやの平屋」木配りを行いました

昨日、安中市「ふるやの平屋」の木配り(きくばり)を行いました。木配りとは構造材の梁や柱をどの場所に使うかを検討し墨付けをする作業になります。木は無垢ですので一本一本表情が違います。節のある一等材ですが、中には上小節(節がほとんどない)も交じっているためそういった良い材を居間の良く見えるところに使うようにしています。また、赤身(丸太の芯部分)や白太(丸太の端っぱ)部分、生き節か死に節か等を確認して配置を考えます。

上写真は梁せい1尺(303㎜)の材です。構造の桁と棟木になります。1尺になるとかなり重いです。

運んだり傾けたりひっくり返したり二人係でやりますが根気のいる作業です。
心折れずにすべての木配りをすることができました。

これから加工し上棟の準備に入ります。上棟が今から楽しみです。

下山勇志