鉄筋検査と構造材加工

皆様こんにちは。今日は昨日より暖かく過ごしやすいですね。気温が急に上がりましたので体調管理には十分お気を付けください。

さて、高崎の現場では第三者機関による基礎の配筋検査を実施しました。写真は現場の全景です。平屋建てになりますので横幅いっぱいまで敷地を使っています。

設計図書通り施工がされているか確認を行いました。

写真は鉄筋のかぶり厚さを確認していることろです。基礎屋さん任せにせず、しっかり監理します。設計や監理を外注し自社で確認しない工務店も多いようですが弊社では設計から監理、施工管理までワンストップで行っております。

写真は内部の鉄筋かぶり厚さを確認しています。

写真は東側からみた様子です。中央に見えるのは基礎の地中梁です。こちらの梁が耐力壁線(地震に耐える壁の通り線)に入っています。

こちらの住まいも床下エアコンを採用しますので基礎の立ち上がりを極力少なくする意味でも地中梁は必要になります。

地中梁の拡大写真です。せん断補強筋(梁の縦に入る鉄筋)も構造計算したピッチに入っているか確認しました。

写真は近年弊社で標準としているせん断補強筋のフック(縦の鉄筋で上が180度曲がっている鉄筋)です。かぶり厚さを確保するために斜めに配置しています。

これから型枠工事、コンクリート打設となります。生コンの品質管理、養生などをしっかり実施して耐久性の高い住宅基礎をつくりたいと思います。

下仁田の作業場では手刻みされた構造材が出番を待っています。写真は小屋梁関係です。

写真は金輪継ぎ手です。大工さんに手加工してもらいました。

写真は梁の仕口(梁がT字や柱に刺さる部分)です。短ホゾで金物で引きます。

写真は2間(3.64m)以上飛ばす登り梁です。低温乾燥も完了し墨付けに入りました。

担当する大工さんが丁寧に進めてくれます。上棟が今から楽しみですね。

下山勇志