下仁田町の現場では昨日より建て方(レッカーによる棟上げ)に入り、本日上棟となりましたのでご紹介できればと思います。

写真は昨日の様子です。レッカーにて通し柱をおさめているところになります。

土台の継ぎ手位置とアンカーボルトによる抑え位置も確認しました。

写真は中央の通し柱に床梁を差し込んでいるところです。すべて化粧(見えてくる材)になりますので慎重に施工していきます。

こちらの写真は1階の柱と梁が組め、2階の剛床(構造上重要な床のパネル)が完成した時のものです。雨が心配でしたが何とか持ちこたえてくれました。

写真は2階の小屋梁をおさめているところになります。息を合わせて材を叩いて梁を組んでいきます。
弊社では柱のホゾ(柱先端の飛び出ている凹凸材)を通常4.5㎝のところを9㎝以上で施工しています。これにより引き抜きに強くなります。

写真は2階の空間です。棟まで組まれて屋根の構造材を張っているところです。

リビングから見た勾配天井。構造と意匠を両立する屋根構造です。

写真は中央の通し柱に組まれた床梁です。安心感があります。

写真は屋根の野垂木(のだるき)を設置していところになります。野垂木の間に屋根断熱材が入ります。

本日の施工は終了です。ブルーシートで囲ってまた明日屋根の下地作りに入ります。
断熱材まで施工できたので明日から防湿シート、通気桟、野地板、アスファルトルーフィングと防水工事が進んでいきます。屋根完成が楽しみです。
下山勇志