富岡市現場 コンクリート圧縮強度試験

本日は富岡市にて建築中のO様邸基礎コンクリート圧縮強度試験に立ち合いました。圧縮試験はベタ基礎のベース部分と立ち上がり部分の両方行いますが今回は立ち上がり部分の養生期間4週間後の物です。

こちらのは試験中の写真です。左の機械で圧縮し、右のメーターで強度を計っています。平均で良い数字が出たので安心しました。

弊社ではすべての現場でコンクリート圧縮試験をしているわけではありません。今回は設計士さんから希望があり試験を依頼しましたが、なかなか立ち会う機会が無いので非常に勉強になりました。

こちらの生コン工場ではJIS認定工場となっており毎日品質管理として圧縮試験を行っているようなので安心です。

その後下仁田にて新たに計画中の住まいの擁壁工事のベース打ちがありましたので管理に行ってきました。暑い中職人さんありがとうございます。

盛土擁壁は高低差があるので構造一級建築士の先生に構造計算してもらいました。鉄筋もD10とD13のダブル配筋です。

耐久性の高い美しい擁壁になるようしっかり管理していきたいと思います。

下山勇志

安中市 ふるやの平屋 造作材

本日は安中市の「ふるやの平屋」現場打ち合わせに行ってきました。今回住まい手さんの自宅に眠っていた板材を使う事になり支給材の加工が完了し、現場に搬入されたので確認をしました。

こちらは杉板です。赤身の綺麗な板です。

こちらはヒノキ材です。床下エアコンの天板になります。

こちらも杉でおもしろい木目です。

1枚目の写真で奥にケヤキ板があるのですが写真を撮り損ねました。次回のお楽しみです。

「ふるやの平屋」では造作で机や棚をたくさん作ります。随所に堅木を入れて綺麗に作っていきますのでお楽しみに。

完成前の現場も予約制にて見学できます。ご興味のある方はお問い合わせください。

下山勇志

木製フェンス工事

昨年お引渡しをした「あじさい園を望む囲いの家」の住まい手さんから外構工事のご依頼をいただきました。主にはフェンス工事と芝生工事になります。

新築時に施工した駐車場土間の擁壁に当社特注のステンレス柱を取り付けました。南には新たに擁壁基礎を打ち既存の擁壁基礎とつなぎました。当初の基本設計の囲いの家の「囲い」が完成します。

こちらはステンレス柱が設置できた写真です。綺麗に据え付けができました。

木製フェンス、芝生が完成したらご紹介したいと思います。お楽しみに。

下山勇志

安中市「ふるやの平屋」外装下地検査からのOB宅へ

本日は早朝より安中市「ふるやの平屋」にて第三者機関による外装下地検査を行いました。写真は現場外観写真。土台水切と開口部上の霧除け庇の板金工事も完了しました。

外装下地検査では透湿防水シートの施工状況やサッシ廻りの防水テープ、配管廻りの防水施工状況、その他雨水が侵入しないように施工できているかをチェックします。

写真は検査の様子です。無事に検査合格となりました。これから外壁の通気胴縁、外壁仕上げ工事に入っていきます。外壁完成が楽しみですね。

その後以前ご相談いただいていた2年半前にお引渡しした富岡市「妙義町の家」の改修工事へ。お子様が大きくなって机の上に登ったりして危ないので転落防止の対策をしてほしいという要望でした。

本日工事に着手しこちらが完成写真です。登り梁と壁、手摺の束を利用して固定しハシゴのように登れないよう縦格子としました。

縦格子は頭が入らない間隔にしています。後に取り外しができるようにしましたがこのままフックをつけて壁かけとして利用するのもいいですね。

家は家族の成長と共に変化していきます。子ども室の間仕切りや造作収納、本棚設置や壁の取り外し等その時に応じて可変性のある家が良い家だと思います。家のメンテナンスと共に家族の状況に合わせた工事もお任せください。

下山勇志

安中市 ふるやの平屋 気密シート、床貼り工事

梅雨に入り湿気の多い時期になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。洗濯物が乾かないで困りますね。この時期はガス乾燥機が重宝するのではないでしょうか。

さて、安中市の現場では断熱材の気密シートを施工し、床張り工事に入っております。こちらの写真は数日前に現場に寄った際に撮影したもので床貼りはあらかた完了していますが少しご紹介できればと思います。

床材はヒノキです。ヒノキでも上小節(じょうこふし)といい節が少ない種類になります。この上は無節(むぶし)といい節が無い商品です。杉と同じく赤身と白太部分があって綺麗ですね。大工さんが丁寧に貼ってくれています。

床を貼る前に大切なのが防湿シートと気密処理です。写真の英語が書いてある紙が防湿シートです。デュポンタイベックスマートといいます。こちらのシートは通常の防湿ビニールシートとは違って夏型結露に対応したものになっています。壁内結露防止として内部の防湿シートを施工するのは一般的になってきましたが、夏型結露まで考えた施工をしているところは少ないのではないでしょうか。こちらの防湿シートは夏の外気温が高く湿度が高い状態の時に室内を冷房して気温が低くなった際外の湿気を通す仕組みになっています。外と中の温度差が激しい場合や湿度の状態により起こることなので正確には定常計算を行い必要かどうかを判断すると良いでしょう。

写真は床との取り合い部分を気密テープで抑えた様子です。ここに床板を挟んでいきます。壁の石膏ボードと床板でしっかり気密処理を行います。

こちらの写真はコンセントと配管廻りの気密処理の様子です。当社では数年前から断熱と気密の重要性を学びこのような気密部材で施工をしております。

コンセント気密ボックスはこのようになっており、配線付近から湿気が壁内に入るのを防ぎます。

断熱性能は正しい施工をすることで成果が発揮されるものだと考えます。これからも正しい設計と施工に力を入れていきます。

下山勇志

富岡市O様邸 コンクリート打設

本日は富岡市O様邸の基礎立ち上がりコンクリート打設でした。天気にも恵まれコンクリート打設日和になりました。

写真はコンクリートの品質状態を確認する為、スランプ試験と圧縮強度試験用のテストピースを取ったところです。

こちらの写真はポンプ車によるコンクリート打設をしているところです。しっかりバイブをくれました。

基礎の天端を撫でて水が引いたらレベラーで平に仕上げます。

夕方は雨予報でしたがなんとか持ち堪えてくれました。この後養生期間を充分に取り型枠外しになります。基礎完成が楽しみですね。

下山勇志

富岡市O様邸 基礎型枠確認

富岡市O様邸では基礎型枠工事が進んでいます。鉄筋検査後、ベタ基礎コンクリートが綺麗に打設でき、その後基礎立上り型枠工事を進めていました。昨日は型枠と金物の確認を設計士さんと共に行いました。

写真は現場確認にて細かい修正を基礎屋さんにお願いしているところです。居間の掃き出し窓の石が入るボルトの位置を調整しています。

アンカーボルトやホールダウン金物の位置を一つ一つ確認しました。

こちらの写真は独立基礎の型枠と金物の様子です。こちらに栗の柱が刺さりボルトで締めるようになります。

意匠性だけではなく、強度を考えた設計士さんのおさまりは勉強になります。明日はコンクリート打設になります。強度の高い美しい基礎になるようしっかり管理していきたいと思います。

下山勇志

ふるやの平屋 外装・断熱工事

安中市「ふるやの平屋」では屋根工事が完了し、内部壁断熱工事に入っております。屋根は東西に長い屋根形状に合わせて横葺きを採用しました。

つや無しのマットな色でいいですね。雪止金具も目立たないようシンプルなものにしています。

こちらの写真は屋根の棟部分です。この棟から屋根下の通気を抜く構造になっています。太陽熱で温められた空気は上に登りますので自然にこの棟換気から排出されるわけです。

こちらは棟換気の拡大写真です。影になって見えにくいのですが、上のカバーの下のところに専用の通気部材が入っておりこちらから排出される仕組みになっています。常に空気が流れ野地板や構造材が乾燥した良い状態を保つことができ、空気層があることで屋根の熱を内部に伝わりにくくする耐久性の高い構造です。

上の写真は建て方時に撮影したものですが細かく入っているのが通気残です。この間から空気が抜けて棟換気で抜ける仕組みです。万が一野地板が腐朽して雨漏れしてもその下に防水シートが施工されていますので安心安全な構造になっています。

こちらの写真は内部の様子です。写真は居間になります。登り梁が綺麗ですね。

こちらは東側開口部です。通常南以外は大きな開口部は設けないことが多いのですが東側の景色があまりにも良かったので景色を眺められるようこちらに開口部を設けました。完成時の景色が楽しみです。

断熱材も丁寧に大工さんが入れてくれました。この後防湿気密シートを施工して壁の下地を貼っていきます。

外装もサッシ廻りの霧除け庇が施工されています。防水テープなどの外装下地が完了次第第三者機関による外装下地検査になります。完成が今から楽しみです。

下山勇志