本日のすみかくらぶ表紙に「森の中の小さな家」の記事を掲載していただきました。すみかくらぶホームページからも閲覧できます。ぜひご覧ください。


安中市にて建築中の「ふるやの平屋」が間もなく完成します。住まい手さんのご厚意により下記日程で完成見学会を開催できる運びとなりました。
「ふるやの平屋」は広い敷地を活かした東西に長い間口と軒の深い切妻屋根が特徴の平屋住宅です。敷地において抜け感があり山と畑を見渡せる東側にリビングを配置し冬の日射取得を考えた南の開口部を大きくとった設計になっています。
構造では柱を一間ピッチに配置した無駄のない美しい木組みを基本として余裕のある耐震等級3の長期優良住宅です。温熱環境も整え省エネ基準HEAT20のG1レベル(UA値0.45)の省エネ性能を兼ね備えています。また基礎を利用した床下エアコンも見所の一つです。
ゆったりとした広さの空間で時間がゆっくりとながれる。そんな想いを込めた平屋住宅が完成します。
ぜひこの機会にご参加ください。
【見学会概要】
■日 時:2022年9月3日(土)、4日(日)10時~16時
■時間帯:①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ④14:00~ ⑤15:00~ ※各時間帯2組
■会 場:安中市内 ※お申し込み後に場所の詳細をお伝えします。
■ご予約:完全予約制です。9月1日までにお電話又はお申し込みフォームよりお申し込みください。その際に希望日の記載をお願いします。希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。
´【新型コロナウイルス感染予防対策】
感染防止の為に以下の対応を実施いたします。
・マスクの着用
・手指の消毒、手袋着用
・会場内換気
・2m以上の距離確保
・各時間帯2組まで
・見学時間は40分~50分程度
以上ご協力をお願いします。
完成見学会は終了しました。
ご来場ありがとうございました。
【ご予約空き状況】
9/3(土)
10:00~ ×
11:00~ △
13:00~ ×
14:00~ △
15:00~ △
9/4(日)
10:00~ ×
11:00~ △
13:00~ ×
14:00~ △
15:00~ △
〇ご予約可能 △残り1組 ×ご予約できません
※お仕事等により土日見学ができない方で平日見学希望の方はご相談ください。
ご予約はこちらから
電話:027-386-5955(高崎支店)
お申込みフォーム
メールアドレスの入力をお願いします。地図をメールいたします。
安中市の現場「ふるやの平屋」では外部の仮設足場が外れ内部工事も進み、完成まであと少しとなりました。本日は完成見学会用の写真撮影でしたので少しご紹介できればと思います。
こちらは外観写真です。東西にのびやかな間口の切妻屋根が特徴です。外壁は杉板18㎜を縦張りにしています。杉板の経年劣化を楽しみつつ将来の維持管理として塗装をすることを前提に計画しクリア塗装を選択しました。最初にクリア塗装とすることで濃い色の塗料を上から塗ることが出来ます。もちろん腐食した場合は一枚から取り替えることができるのが杉板の魅力です。
写真はLDKの様子です。中央に見えるのが床下エアコンの装置になります。登り梁の勾配天井があらわしになった気持ちの良い空間になりました。奥の窓には遠くの山々と畑が見えます。
LDKを別の角度から撮影した写真です。120×240の登り梁が規則的にならんでいます。照明も木の家に合うシンプルなデザインにしました。
写真は玄関ホールの様子です。住まい手支給の杉の一枚板を使った木製建具の木目が美しいです。想いをカタチに出来ました。
写真は以上ですが使いやすい動線やのびやかな空間をぜひ見学会で体験してみてください。完成見学会は9月3日(土)、4日(日)と開催しますが4日(日)はまだまだ空きがございます。ご予約お待ちしております。
下山勇志
先月末から建て方に入っていた富岡市O様邸が無事に屋根下葺きが完了し上棟式を行うことができました。住まい手さんから温かい直会もしていただき普段なかなか話せないことも話せて和やかな雰囲気で過ごすことが出来ました。O様改めてありがとうございました。
昨日は週に一度の設計士さんとの定期打ち合わせで現場へ行き、棟梁と共に窓の寸法や電気配線、その他必要な事項の打ち合わせを行いました。
写真は上屋の軒の出です。多角形に削った栗の柱がカッコイイですね。軒先は雨樋を付けないので鼻隠し板無しで垂木小口斜めカットのおさまり。
上写真は2階部分です。上部の根太上はロフトになります。細かく入った根太は美しいですね。
2階全体写真です。小屋梁は勾配天井が高いので低く設定してあります。これから筋交耐力壁や金物、構造面材を施工して構造検査となります。気を引き締めて取り掛かりたいと思います。
下山勇志
雨続きで延期していた富岡市O様邸新築工事の建て方が始まりました。O様邸は設計士さんの設計で当社は施工を請け負っています。先週の土曜日から建て始めて本日で5日目となりました。
写真は南西から見た様子です。柱と通し柱を立てて梁が組みあがったところになります。2間ピッチに通し柱があり揺れに強い構造になっています。
こちらは南東から見た様子です。中央の太い柱が大黒柱です。
こちらは大黒柱に梁が4方向から入った四方差し。手前の細い梁との間に埋め込み照明が入ります。
こちらの写真は先程の四方差しに長ホゾが入り車知栓でしめたおさまりにになります。色の違うハの字に入っている木が車知栓です。
こちらは隅の通し柱です。下屋の隅木が入るところですね。大工さんの墨付けが残っています。
写真は南の栗柱(多角形柱)をおさめているところです。レッカーで柱を吊り上げています。引き抜きに強い金物に栗柱を差してボルトで留めます。
写真は建物の傾きを見ているところです。ヨレをみるともいいます。
ヨレをみて仮筋交いを入れたら床構面となる杉Jパネル(36㎜厚)を張ります。
床構面は地震や風で揺れたときに壁にかかる力を床に伝えて揺れに耐える重要な役割を果たします。
居間吹抜部分の登り梁です。角材とせず太鼓梁(丸太の両側を落として上下に丸部分のある梁)としています。かっこいいですね。
道路からみた現場の様子。
こちらは本日の現場での様子になります。母屋(もや)の上に杉厚板を張り垂木まで施工できました。
垂木の留め付けの確認をしました。
屋根の垂木の様子です。この垂木間に15㎝の断熱材が入ります。杉の厚板にも断熱性能がありますので断熱材と合わせるとかなり良くなりますね。
こちらは登り梁と折置き組みのおさまりの様子。大黒柱は堅木を使っています。きれいですね。
これから屋根断熱、野地板工事と進んでいきます。屋根完成まで気を引き締めていきたいと思います。
下山勇志
下仁田町で施工中の盛土擁壁工事では本日立上りコンクリート打設となりました。曇り雨予報でしたがなんとか天気ももってくれました。適切な養生期間を経ていよいよ擁壁完成となります。
生コン車到着です。近くにプラントがあるので条件の良い立地です。
擁壁高さはベース上端からだと1.8mはあります。下までコンクリートが行き渡るようにポンプ車による打設と型枠を叩いています。
こちらは上まで打ち切った様子です。上の部分はバイブをよくくれてコンクリートが隅々まで行き渡るようにしています。
写真は鉄筋と型枠の様子です。かぶり厚さも60㎜以上確保しました。100年~150年以上は容易にもつことでしょう。頑丈な擁壁基礎を作っていきます。
下山勇志
以前ご紹介した下仁田町「あじさい園を望む囲いの家」の木製フェンス工事と芝生工事が完成しましたのでご紹介します。
木の表情が出た美しい木製フェンスができました。
以前取り付けしたステンレスの特注柱に木柱を取り付けて板を貼りました。木が腐食してもステンレス柱は長持ちしますので何度でも木の張り替えができます。
長持ちするように上に笠木(板金巻き)を付けました。また、風を通して緩やかに視線を遮るような板のピッチにしました。
こちらは建物から南を見た様子です。芝生の緑と木の相性がいいですね。内と外をつなぐデッキと芝生の庭が自然を身近に感じることができて心地よいです。
これでプール遊びなどもできますね。
木製フェンスは塗装のやり直しなどが必要になりますが、それさえすれば長く使えます。木は腐ったら取り替えればよいという考えです。木の住まいをより引き立てる木製フェンス。メンテナンスしやすい場所にはぜひオススメします。
下山勇志
安中市「ふるやの平屋」では外壁工事に入っております。外壁は杉板18㎜の縦張りです。押縁はこれからですが、平板はほぼ完了しました。
こちらは近くで撮影したものです。杉の油がのった水や虫に強い赤身部分が多い材でクリアの塗装がしてあります。大工さんが丁寧に張ってくれました。板と板の繋ぎ目のビスを外すことで板の張り替えも可能です。杉板はいつの時代にもある素材。一枚から取り替えられるので持続可能な外壁と言えます。色が落ちて黒くなれば濃い色で塗り替えても良いでしょう。また軽い素材なので断熱性能もあり、耐震性としても有利になります。
正面から見た写真です。これから板と板の繋ぎ目に押縁を打ちます。完成が今から楽しみですね。
写真はサッシ上の霧よけ庇の写真。霧よけ板金の所も金網を張って虫が入らないようにしています。
内部も壁工事や造作家具工事が進んでいます。
こちらは食器棚です。これから建具が入るとより映えます。
完成に向けて丁寧に進めていきます。
下山勇志
本日は富岡市O様邸の土間コンクリート打ちをしました。梅雨が明けてくれたのは良いのですが、この暑さは尋常ではありませんね。皆様熱中症対策をしてご自愛ください。
写真は東側の土間で打ち込みが終わったばかりの写真です。中庭の緑がきれいです。
基礎屋さん2人、左官屋さん4人と総勢で土間コンクリートを打ち込みました。
こちらは南の土間を打ち込んでいる様子です。オレンジ色の配管は床暖房用の配管になります。電気のヒートポンプで不凍液を温めて循環する仕組みです。配管を傷めないよう丁寧に打ち込みました。
写真は打ち込みが完了し、コテで平に仕上げているところです。手前では化粧砂利を入れて洗い出しの下地をつくっています。洗い出しは土間一発仕上げです。
来週からは土台敷きに入ります。いよいよここまで来ました。
舞台は揃いました。ここからは当社大工の腕の見せどころです。建て方が今から楽しみです。
下山勇志