外壁板貼り

下仁田町にて着工中の「太陽で床暖房する家」では外壁仕上げ工事に入りました。外壁は敷地周辺の景観や素材、持続可能な修繕を考え杉の板貼りを採用しました。

杉本来の色見を残したいので濃い色の防腐剤は塗装せずクリアとしています。色は徐々に変わっていきますが登り梁や軒裏と共に経年美化を楽しめます。

板貼りの良さはいつの時代にも素材があることです。例えば一枚の板が割れたり腐食したりすればその一枚だけを交換することができます。ステンレスのビス止めで施工していますので交換もしやすいのです。

また重量が軽いので耐震性に優れていて断熱性能が高いのもメリットです。デメリットは自然素材の為、反りや割れが生じます。しかし少々の雨水侵入があっても透湿防水シートの下葺きがしっかり施工されてますので問題ありません。通気胴縁(縦の木)の中ですぐに乾いてしまいます。

北の一面が貼れた写真です。現場から写真を届けてもらいました(^^)
縦張りも好きですが横張りもきれいですね。

隣地のお宅も外壁の板貼りを採用していて経年美化されていました。太陽で床暖房する家も時間の経過と共に美しく色が変わっていけば良いなーと願いながら今日も丁寧に施工していきます。

下山勇志

下仁田町家づくり支援事業のご案内

下仁田町では群馬県産木材の需要拡大を図るために「ぐんま優良木材」を使用した住宅を新築する方へ予算の範囲内で補助金が交付されます。下仁田町にて新築住宅をご検討の方はこの機会にぜひご利用ください。

交付要件は下記となっています。

■交付要件
1.下仁田町内に自己居住用の専用住宅を新築すること。
2.構造材の60%以上に「ぐんま優良木材」を使用した木造一戸建て住宅であること。
3.住宅の延べ床面積が80㎡以上280㎡未満であること。
4.県内に事業所のある業者による施工であること。

■補助金額
延べ床面積
・ 80㎡以上132㎡未満 ・・・ 30万円
・132㎡以上280㎡未満 ・・・ 40万円

詳しくは下仁田町のHPをご覧ください。
新築、リノベーション、リフォームのご相談はケイハウスまで!
TEL 0274-82-5369

手仕事

下仁田町の現場では内部建具の内のりが入りました。写真は鴨居です。一つひとつ丁寧に現場で手仕事で納めていきます。

内のり(鴨居)はピッタリ付いてます。

ケイハウスでは手仕事を大切に永く住める住まいをつくります。

こちらの写真は道路側に建てる工場の基礎です。連続した布基礎と給排水の先行工事が完了しました。いよいよ建て前です。

工場で奥行き4間の柱無しの躯体になりますので洋小屋である合掌組み(トラス)になります。上棟の際にご紹介できればと思います。お楽しみに!^ ^

下山勇志

外装下地社内検査

昨日下仁田町にて施工中の2棟の外装下地社内検査を行いました。外装下地検査とは外壁の下地である透湿防水シートや窓まわりの防水テープ、配管まわりの防水処理、庇の防水板金処理等がしっかり施工できているかチェックをすることです。この社内検査の後、更に第三者機関の建築士によって検査が入ります。検査合格で外壁工事にいよいよ入ります。

写真は「太陽で床暖房する家」の外観です。壁の銀色のシートが透湿防水シートです。遮熱機能をもたせた遮熱透湿防水シートで耐久性が高いものを利用しています。

霧除けが付くところもこのようにルーフィングを立ち上げて防水処理を行います。すでに板金屋さんが施工してくれました。

こちらは「あじさいを望む囲いの家」の外観の様子です。深い軒の出・妻の出で少々の雨では外壁も濡れない造りになっています。こちらも外装下地が完璧に施工できましたので第三者機関の検査を経て外壁工事に入ります。

室内から庭、あじさい園を望む。これからの季節、綺麗なあじさい園が見えるのが楽しみです。

下山勇志

下仁田の現場 床貼り

昨日は下仁田町にて施行中の「太陽で床暖房する家」の現場の打合せに行って来ました。住宅の燐棟になる工場基礎の打合せです。

住宅部分では断熱工事が完了して床貼りに入りました。写真は大工さんが柱の首切りをしているところです。首切りとは柱と床の取り合い部分を綺麗に納めるため1cm程切欠くことをいいます。

真壁ならではの手間のかかる仕事ですが、手仕事を感じる温かい気持ちになります。大工さんに感謝です。

このように納まります。写真は仮で板を入れただけです。仕上がりが楽しみですね。

下山勇志

大型連休の休業期間のお知らせ

各位

平素より格別のお引き立てを賜り御礼申し上げます。
さて、大型連休の休業期間をお知らせいたします。
誠に勝手ではございますが、弊社では下記の通りお休みとさせていただきます。なお、休業期間中でも事前にご予約されたお客様には対応させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

休業期間 2021年5月2日(日)~5月5日(水)

以上

休業期間中に電話、ファツクス、メールなどでいただいたお問合せへの返信は5月6日(木)より順次対応いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

写真は弊社設計施工の住まい 畑仕事を楽しむ土間のある家

あじさい園を望む囲いの家 屋根工事

本日は下仁田町にて施工中の現場に打合せで行って来ました。あじさい園を望む囲いの家では屋根仕上げ工事に入っております。

下屋の縦ハゼ葺きは完了し、上屋の横葺きに取り掛かっております。本日は雪止め金具の色を板金屋さんと確認をしました。

内部は大工さんが内のりを入れアルミサッシが入って来ました。丁寧に木と向き合い施工してくれてます。

軒裏の板張りが綺麗に完了しました。杉の白太と赤身がバランス良く配置され美しいですね。

南の深い軒先。軒天が綺麗に貼られました。

こちらは太陽で床暖房する家。サッシがほぼ入りました。瓦棒葺きの切妻屋根が景観に合っています。

内部は内のりが入りサッシもほぼ全て入りました。徐々に形になっていきます。これから外装下地の仕上げ、防水検査、壁断熱工事と進んでいきます。仕上がりが今から楽しみです。

太陽で床暖房する家 びおソーラーパネル周り板金完了

下仁田町にて建築中のY様邸ではびおソーラーパネルまわりの板金工事か完了しました。パネルとの取り合いの納まりに不安がありましたが、板金屋さんと入念に打合せ&管理を行いバッチリ施工できました。
また棟換気部分も屋根の通気が抜ける工法をとっており、夏には熱を排出できるようになっています。冬はびおソーラーパネルに通気が入りパネルの熱と共に床下に送り込みます。

こちらはガラス面と棟換気の取り合い部分です。万が一の場合でもパネルを取り外し交換できるよう板金処理しています。

下屋の棟換気はこちら。びおソーラーを採用しないお家でも棟換気を取り付けて屋根の通気桟(厚さ30㎜)から空気が抜けるようになっています。夏の熱気対策と耐久性向上の為です。棟換気は横葺きも基本は同じ構造になっています。

今回施工をして考えたことはびおソーラーパネルとは別の集熱ガラスを設け、そこに溜まった熱を床下に送り込んでも良い思いました。びおソーラーパネルにも壁付けタイプがありますので様々な応用が利きます。今後も太陽熱を利用した省エネルギーで暖かい住まいを研究していきたいと思います。

下山勇志