安中市「妙義山を望む家」建て方

妙義山を望む家では本日建て方に入っております。写真は道路から見た現場です。妙義山の山勾配と屋根勾配が一緒になりました。

写真は小屋梁がぐるりと組まれたところです。これから仮筋交いを打ちます。

写真は別の角度から撮影した建物全景です。約23坪の平屋住宅で長期優良住宅になります。これから屋根の棟木、母屋、登り梁が入っていきます。

構造材の仕口(柱や梁に梁が合わさる構造上重要な部分)を確認しました。構造材を芯で引くことができるDボルトを採用しています。

写真は基礎パッキン(ねこ土台)とアンカーボルトの定着部分になります。今回のお家は床断熱仕様のため床下換気工法です。

写真は建物の直角を見ているところです。

写真は妙義山と住まいの軸組です。住まい手さんからは一言、「妙義山がみえる家」という要望をいただきました。リビングから窓越しに妙義山を望み、耐震や高断熱省エネ性能を兼ね備えた真壁の住まいになります。

建て方ではトントンと木を叩く音がします。こうした住まいづくりは少なくなってきましたが継承していきたい光景です。

下山勇志

前橋市「通り土間と西にひらく家」地鎮祭

前橋市にて新たな現場がスタートします。先日地鎮祭を執り行い、間もなく基礎着工です。敷地は分譲地内で比較的西側の視線が抜け、遠くに山が見える立地を活かしたプランになっています。もちろん夏の日射遮蔽、冬の日射取得も考えた設計です。

住まい手さんは偶然にも空手をやっており、なんと五段の腕前。空手の話で盛り上がりました。工事の様子を少しずつご紹介できればと思います。お楽しみに。

下山勇志

前橋の現場 壁断熱工事

先週末ですが前橋の現場では壁断熱工事に入りました。今回採用したのは蓄熱性能の高いセルロースファイバー断熱材です。木質の繊維系断熱材なので調湿、吸音効果も期待できます。職人さんが手際よく施工していきます。

品質について目視で確認しました。セルロースファイバーは新聞紙が原料となっています。

こちらは施工が完了した写真です。シートの中はセルロースファイバーでパンパンになっています。

セルロースファイバーのシートのみですと気密性に劣るので冬は防湿、夏は透湿するVCLスマートシートを施工します。こちらの写真は大工さんがそのシートを施工しているところです。

壁の受木でも気密がとれますが床に挟んで更に気密をとります。写真は床の下地までL字に張り下げたところです。

セルロースファイバー断熱材の良さを活かしつつ、気密を確保し、快適な温熱環境を整えていきます。

下山勇志

夏季休業期間のお知らせ

お客様
協力業者様 各位

平素より格別のお引き立てを賜り御礼申し上げます。
さて、誠に勝手ではございますが、夏季休業日を下記のとおりとさせていただきます。FAXやメール等で休業期間中にいただいたお問い合わせに関するご返答は2023年(令和5年)8月17 日(木)以降に順次対応いたします。

夏季休業日:2023年(令和5年)8月13日(日)~16日(水)

休業期間中はご迷惑をおかけすることとなりますが、何卒ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

写真は2023年6月竣工の「北軽井沢の家」

妙義山を望む家 基礎コンクリート打設と木配り

暑い日が続いております。皆様ご自愛ください。
本日は安中市「妙義山を望む家」の基礎コンクリート打設を行いました。写真は打設し始めたところです。妙義山も綺麗に見えました。

生コンクリートの納品書と目視にて呼び強度を確認しました。

職人さんは手際よく打設をしていきます。暑い中ありがとうございます。

写真は打設が完了したところです。綺麗に打ちあがりました。養生をして硬化後立ち上がりの型枠設置になります。

昨日ではありますが本件の木配りを行いました。木配りとは構造材を一本一本確認しながらどの場所にどの材を配置するかを検討し墨付けをする作業です。

LDKや玄関等良く見えるところに綺麗な木目の梁材がくるよう一本一本木と向き合い番付を振っていきます。梁材は重いので根気のいる作業です。

一等材という節のある材ですが中には上小節(節が少なくてきれいな材)があります。こういった材をリビング等に使うようにしています。一等材の節有りも余すことなく目立たないところに使います。そうすることで均一に配置することが出来ます。

写真は番付が出来た梁材です。この構造材がどのように組みあがるか。上棟が今から楽しみです。

下山勇志

安中市 妙義山を望む家 基礎配筋検査

安中市にて進行中の妙義山を望む家では本日基礎の配筋検査を行いました。

写真は地盤補強をした時の写真です。地震に強い家は強い地盤づくりから始まります。

写真は地盤補強工事が完了し水盛りをしているところです。

写真は砕石地業、捨てコンを打設した所になります。この日は妙義山が綺麗に見えました。

こちらは本日の写真です。鉄筋工事が完了した所です。

第三者機関の建築士さんに設計図通り基礎の配筋ができているかチェックをしていただきました。

これからコンクリート打設になりますがしっかり監理していきたいと思います。

下山勇志

前橋の現場 屋根工事完成

前橋の現場では上屋と下屋の屋根工事が完成し、外部庇関係の工事が進んでおります。少しご紹介できればと思います。

写真は敷地南東から見た外観です。

こちらは下屋の棟換気部分の写真です。下屋は意匠を考え横葺きとしています。写真上の棟換気から屋根の熱を排熱する仕組みです。

こちらは上屋の棟換気の写真です。上屋は太陽光対パネルが取り付く関係で縦ハゼ葺きにしています。

腰屋根まわりの板金処理も完了しました。腰屋根は夏の排熱の他、冬の日射取得の期待もできます。

写真は玄関の枠を大工さんが入れているところです。前橋の現場では外部の木製建具が多いの木枠が多いのです。防水シートとの絡みもあるので丁寧に施工していきます。

これから枠と庇の工事が完了すれば外装下地の検査となります。耐久性を考え丁寧に施工していきたいと思います。

下山勇志

前橋の現場 構造検査

本日は前橋の現場の構造検査(中間検査)でした。第三者機関の建築士2名に設計図書どおりに耐力壁や筋交い、床構面、屋根構面、外部面材、柱頭柱脚金物、仕口などができているか確認をしていただき無事合格となりました。

写真は内部の様子です。基礎断熱の施工が完了したので床の下地板が張られました。この上に床板を施工していきます。

写真は筋交い金物と柱頭柱脚金物が交わる部分です。真壁で柱が見えるつくりですので金物をどう施工するか頭を使います。大工さんが考え床構面の一部を欠いてなんとかおさめることが出来ました。

写真は2階の屋根の様子です。腰屋根がちょこんと出ています。ここから自然換気や夏の排熱、冬の日射取得をします。まだ板金工事は途中ですが進んでいます。今日は暑かったので板金屋さんは休み休みやっていました。暑い中ありがとうございます。

写真は棟部分の様子です。まだ施工していませんがこの棟換気部分から屋根の熱が出る仕組みになっています。木材の耐久性を高くするための工夫です。

こちらは下屋の屋根です。下屋は横葺きとしました。天窓まわりも綺麗におさまったようです。

本日アルミサッシも現場に入り大工さんが取り付けを始めました。構造検査が完了しこれから外部の防水工事に入りますが、雨風に強い外装下地をつくっていきたいと思います。

下山勇志