北軽井沢の家(長期優良住宅)の一年点検へ

梅雨時期のジメジメした日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、北軽井沢の家(長期優良住宅)の一年点検に伺いましたのでその時の様子をご紹介できればと思います。

写真は住まいと庭の様子です。住まい手さんが種から植えた芝生が育っていました。住まいの板張りと緑が映えて美しいですね。

こちらは室内から庭を見たところです。室内もきれいにされており心地良かったです。室内からみえる景色は格別ですね。

木製ガラス戸も気密よくできており冬の冷気も気にならなかったようです。

お庭も自分たちで楽しみながらつくっているようでした。右に見える物置小屋はご主人の力作。

基礎の根入れ深さ850㎜の床下は点検しやすいですね。基礎外断熱で冬の寒さにも耐え一年が経過しました。良好な床下でした。

住まい手さん自身でつくった石垣とフェンス。法面には芝生を種から植えたようです。周囲からも愛される外観になりました。

室内からリスが見える開口部。だいたい決まった時間にリスが通るそうです。リスの通り道になっているんですと嬉しそうにおっしゃっていました。

今回の訪問を通じて私もこんな暮らしがしてみたいと改めて感じました。これからも住まい手さんの幸せな暮らし実現のために腕を磨いていきたいと思います。

下山勇志

南牧村と下仁田町の現場へ

南牧村の現場では基礎工事2日目に入り、根切り深さの確認に行ってきました。設計図通り施工できていることを確認しました。

暑い中、職人の皆さんに感謝です。

きれいな底盤が仕上がってました。基礎形状は地震の横揺れに強い地中梁仕様です。2間(3.64m)ピッチ以下に地中梁が入っています。

写真は入念に砕石を転圧しているところです。ランマーで往復します。

これから捨てコンクリート打ち、墨付け、型枠設置と進んでいきます。強度の高い基礎となるよう品質管理していきたいと思います。

その後、隣町である下仁田町の現場に立ち寄りました。屋根の瓦工事が進んでいました。

以前より瓦が積み上がっています。

ちょうど棟換気を施工した直後でした。

棟換気はリンピアという商品を採用しています。ご覧のように瓦下から熱気を放出する仕組みです。

手をかざしてみると通気桟を通った熱気が放出されているのが分かります。

瓦屋根はガルバリウム鋼板屋根より熱を伝えにくい構造になっていますが、通気桟によりさらに屋根の熱が伝わりにくくなっています。

また、瓦桟(防水シート上にある横の木)に瓦と釘を留めつけるため屋根の野地板に穴をあけない利点があります。瓦屋根の良さを改めて感じました。

内部では床断熱の施工に入っています。床が上がれば作業もどんどん進みますね。完成が今から楽しみです。

下山勇志

南牧村の現場 基礎工事に入りました

南牧村の現場では長期優良住宅認定申請も完了し本日より基礎工事に入りました。梅雨時期で雨も心配されましたが、今日明日と天気も良さそうなので安心です。写真は外トイレの根切が完了し母屋の根切工事に入ったところです。

地中には多くの岩がありました。磐戸(いわど)という地名だけあって岩が多い印象です。
強い基礎となるようしっかり監理していきたいと思います。

こちらの写真は下仁田町の現場になります。外周部の耐力壁面材が張られ形になってきました。雨に濡れないようビニールシートの養生をしています。

屋根工事も進んでいます。今日は職人さんは不在でしたが屋根瓦が並べられてきました。

万が一の場合でも雨水を通すよう縦に部材が入っています。その上に横桟を施しています。

瓦屋根が完成するのが今から楽しみですね。

下山勇志

下仁田町「棟梁の木組みの家」構造見学のご案内

下仁田町にて上棟した「棟梁の木組みの家」の構造見学(要予約)を随時承ります。お住まいをご検討されている方でケイハウスが提案する住まいにご興味のある方はこの機会にぜひお申込みください。

構造見学では設計性能評価書取得済みの許容応力度計算した耐震等級3の設計内容や施工状況をご確認いただけます。その他、長期優良住宅認定基準の劣化対策や耐震性、維持管理、省エネの工夫、大工の手で刻まれた構造材の架構(木組み)、仕口や継手等も見どころです。

<構造見学の流れ> 約60分を想定
①ホームページのお問い合わせフォームまたはお電話にてお申込み(お申込み後に案内図をメールいたします)
②見学当日(現地集合、雨天決行)
③外部内部見学
④耐震耐風の要を説明、根拠説明
⑤解散
以上

お問い合わせフォームはこちら
お電話でのお申込みはこちら:027-386-5955

皆様のご参加をお待ちしております。

下仁田町「棟梁の木組みの家」が上棟しました

下仁田町の現場では二日目に登り梁の組み上げに入りようやく建物の格好になりました。写真は建て方二日目の様子です。上棟の様子をご紹介できればと思います。

二日目の天気も快晴となりました。日差しの強い中、大工さんには感謝です。

写真は一番上の棟木をおさめている様子です。皆で息を合わせておさめていきます。

写真は二日目の建て方が完了し二階から小屋組みを見たところになります。

今回の小屋組みは母屋(屋根垂木を支える横方向の構造材)を登り梁(棟に向かって斜めにかかる構造材)で受ける構法で垂木方式(その他には登り梁方式があります)となります。施主は弊社スタッフであり私の弟(棟梁)ですので手刻みの木組み(許容応力度計算による耐震等級3、設計性能評価取得)にこだわりました。

手刻みとは大工さんが墨付けを行い自らの手で鋸(のこぎり)や機械を使って加工することをさします。その分手間や時間を要しコストもかかりますが、組みあがると手刻みの良さを感じます。一番の利点はプレカット加工が不可能である角材(四角い梁)以外の丸太や太鼓梁、多角形の構造材を多用に使えることでしょうか。

そうした住まいは施主をはじめ、つくり手が作ろうと思わなければ実現しないものだと今回の現場を通じ改めて感じました。

ある建築家が住まいのデザインとは「好み」だと言っていました。私たちの仕事が好みだと言って頂けるようこれからも美しい木の住まいをデザインしていきたいと思います。

写真は南から見た様子です。二日目は垂木まで進みました。

写真は四日目の上棟式の際の写真です。三日目は大雨により作業がなかなか進みませんでしたが四日目の上棟式の際には屋根断熱と屋根構面(屋根の構造上重要な面材)まで進み無事に上棟を迎えることができました。

そしてこちらは本日の写真。通気桟(屋根の熱い空気を逃がすための下地材)を通して野地板を張っています。写真は朝の様子なのですでに完成したでしょうか。

写真は内部の様子です。2階の寝室から小屋組みを見たところになります。屋根断熱のスタイロフォームとブルーシートによって青い光に包まれています。

梅雨の時期に入りなかなか思うように工事も進みませんが一つ一つ丁寧に進めていきたいと思います。また、弊社にご依頼いただいているお客様には大変お待たせしてしまい申し訳ございません。順番に進めておりますのでもうしばらくお待ちくださいませ。

これから暑くなりますが熱中症等にお気を付けてお過ごしください。最後までご覧いただきありがとうございました。

下山勇志

下仁田町の現場 建て方に入りました

下仁田町の現場では本日より建て方に入りました。昨日の雨と打って変わって晴天となり建て方日和となりました。

写真はお昼休憩時のものです。すでに胴差し(1階と2階の間にある水平梁)が完了しています。

中央のケヤキの大黒柱。多角形に削っています。

別の角度から見た様子です。

写真は夕方の様子です。二階床溝面であるJパネルまで施工できました。

大黒柱と床梁の仕口は「雇いホゾ差しコミ栓打ち」としました。

一部に折り置き組みも採用。棟梁のこだわりが伝わってきます。

棟梁のこだわりを聞き、構造設計に活かして許容応力度計算の耐震等級3の設計となっております。金物でなければ耐えられないところは金物で、それ以外は極力木組みを採用しました。

室内から大黒柱をみた様子です。

本日は2階の桁(端っこの梁)まで組み上がりました。明日は登り梁に入ります。

安全第一で進めていきたいと思います。

下山勇志

「手刻みした木組みの家」の建て方前に考えること

梅雨時期前の暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。熱中症対策を十分行いご自愛ください。

さて、下仁田町の現場の建て方がいよいよ今週となりました。その前に構造について考えてみましたのでご紹介できればと思います。

皆様は住まいづくりに何を求めますか?

耐震性や断熱性能はもはや当たり前の時代となりました。その当たり前のことをどれだけ真剣に取り組んでいるかが重要になると思います。

弊社では近年より許容応力度計算による構造計算を一棟一棟行い、耐震性の最高等級である耐震等級3(長期優良住宅認定)を標準として設計施工しております。

写真は「通り土間と西にひらく家」

柱や梁は構造計算の結果より少し大きめの材を使い、安全を確保しております。

また、耐力壁(筋交いや面材)の量や床構面、屋根構面という構造体もバランスをみて検討し設計しております。

特に構造材が見えるつくり(あらわし)となると金物に気を使うところです。
構造上重要な仕口(梁と梁がT字に合わさる部分や柱と梁が合わさる部分)や継手(梁と梁が同一方向で継ぐ部分)が外力により耐えられるかが重要です。

写真は「まちなか山荘の家」

筋交いや面材等の鉛直構面(縦方向の強さ)が大きくなると梁と梁や梁と柱の引抜力が大きくなり、強い金物が必要になります。しかし、強い金物に頼りすぎるのも良いとは言えません。バランスを考えた耐力壁を考えることが重要です。

構造計算では先ず建物の重量を算出することから始めます。瓦屋根なのかガルバリウム鋼板なのかでも変わってきます。外壁は板張りと塗り壁でも違ってきます。近年ではZEH水準という壁量等の見直しも行われています。高断熱化により屋根や壁の断熱材が増え重量が増えるという考え方です。また太陽光パネルの重量も検討します。

地震力は建物の重量により変わってきます。瓦屋根が不利ということではありません。瓦屋根に相応した構造をつくれば問題ないのです。

今回はその瓦屋根の住まい。壁はいつもより多いですが昔ながらの屋根の格好になります。また、棟梁の住まいですべての構造材を手刻みしました。

どんな住まいになるでしょうか。建て方が今から楽しみです。

下山勇志

南牧村にて地鎮祭を執り行いました

本日は南牧村にて新築住宅の地鎮祭を執り行いました。敷地からの眺望と冬の日射取得、通風を考え、心地よい空間になるよう設計した農家さんの住まいになります。長期優良住宅の申請が完了次第着工となります。I様おめでとうございます!

下山勇志