造成工事 擁壁コンクリート打設

下仁田町で施工中の盛土擁壁工事では本日立上りコンクリート打設となりました。曇り雨予報でしたがなんとか天気ももってくれました。適切な養生期間を経ていよいよ擁壁完成となります。

生コン車到着です。近くにプラントがあるので条件の良い立地です。

擁壁高さはベース上端からだと1.8mはあります。下までコンクリートが行き渡るようにポンプ車による打設と型枠を叩いています。

こちらは上まで打ち切った様子です。上の部分はバイブをよくくれてコンクリートが隅々まで行き渡るようにしています。

写真は鉄筋と型枠の様子です。かぶり厚さも60㎜以上確保しました。100年~150年以上は容易にもつことでしょう。頑丈な擁壁基礎を作っていきます。

下山勇志

下仁田町 あじさい園を望む囲いの家 フェンス工事完成

以前ご紹介した下仁田町「あじさい園を望む囲いの家」の木製フェンス工事と芝生工事が完成しましたのでご紹介します。

木の表情が出た美しい木製フェンスができました。

以前取り付けしたステンレスの特注柱に木柱を取り付けて板を貼りました。木が腐食してもステンレス柱は長持ちしますので何度でも木の張り替えができます。

長持ちするように上に笠木(板金巻き)を付けました。また、風を通して緩やかに視線を遮るような板のピッチにしました。

こちらは建物から南を見た様子です。芝生の緑と木の相性がいいですね。内と外をつなぐデッキと芝生の庭が自然を身近に感じることができて心地よいです。
これでプール遊びなどもできますね。

木製フェンスは塗装のやり直しなどが必要になりますが、それさえすれば長く使えます。木は腐ったら取り替えればよいという考えです。木の住まいをより引き立てる木製フェンス。メンテナンスしやすい場所にはぜひオススメします。

下山勇志

安中市 ふるやの平屋 外壁工事

安中市「ふるやの平屋」では外壁工事に入っております。外壁は杉板18㎜の縦張りです。押縁はこれからですが、平板はほぼ完了しました。

こちらは近くで撮影したものです。杉の油がのった水や虫に強い赤身部分が多い材でクリアの塗装がしてあります。大工さんが丁寧に張ってくれました。板と板の繋ぎ目のビスを外すことで板の張り替えも可能です。杉板はいつの時代にもある素材。一枚から取り替えられるので持続可能な外壁と言えます。色が落ちて黒くなれば濃い色で塗り替えても良いでしょう。また軽い素材なので断熱性能もあり、耐震性としても有利になります。

正面から見た写真です。これから板と板の繋ぎ目に押縁を打ちます。完成が今から楽しみですね。

写真はサッシ上の霧よけ庇の写真。霧よけ板金の所も金網を張って虫が入らないようにしています。

内部も壁工事や造作家具工事が進んでいます。

こちらは食器棚です。これから建具が入るとより映えます。

完成に向けて丁寧に進めていきます。

下山勇志

富岡市現場 土間コン打ち

本日は富岡市O様邸の土間コンクリート打ちをしました。梅雨が明けてくれたのは良いのですが、この暑さは尋常ではありませんね。皆様熱中症対策をしてご自愛ください。

写真は東側の土間で打ち込みが終わったばかりの写真です。中庭の緑がきれいです。

基礎屋さん2人、左官屋さん4人と総勢で土間コンクリートを打ち込みました。

こちらは南の土間を打ち込んでいる様子です。オレンジ色の配管は床暖房用の配管になります。電気のヒートポンプで不凍液を温めて循環する仕組みです。配管を傷めないよう丁寧に打ち込みました。

写真は打ち込みが完了し、コテで平に仕上げているところです。手前では化粧砂利を入れて洗い出しの下地をつくっています。洗い出しは土間一発仕上げです。

来週からは土台敷きに入ります。いよいよここまで来ました。

舞台は揃いました。ここからは当社大工の腕の見せどころです。建て方が今から楽しみです。

下山勇志

富岡市現場 コンクリート圧縮強度試験

本日は富岡市にて建築中のO様邸基礎コンクリート圧縮強度試験に立ち合いました。圧縮試験はベタ基礎のベース部分と立ち上がり部分の両方行いますが今回は立ち上がり部分の養生期間4週間後の物です。

こちらのは試験中の写真です。左の機械で圧縮し、右のメーターで強度を計っています。平均で良い数字が出たので安心しました。

弊社ではすべての現場でコンクリート圧縮試験をしているわけではありません。今回は設計士さんから希望があり試験を依頼しましたが、なかなか立ち会う機会が無いので非常に勉強になりました。

こちらの生コン工場ではJIS認定工場となっており毎日品質管理として圧縮試験を行っているようなので安心です。

その後下仁田にて新たに計画中の住まいの擁壁工事のベース打ちがありましたので管理に行ってきました。暑い中職人さんありがとうございます。

盛土擁壁は高低差があるので構造一級建築士の先生に構造計算してもらいました。鉄筋もD10とD13のダブル配筋です。

耐久性の高い美しい擁壁になるようしっかり管理していきたいと思います。

下山勇志

安中市 ふるやの平屋 造作材

本日は安中市の「ふるやの平屋」現場打ち合わせに行ってきました。今回住まい手さんの自宅に眠っていた板材を使う事になり支給材の加工が完了し、現場に搬入されたので確認をしました。

こちらは杉板です。赤身の綺麗な板です。

こちらはヒノキ材です。床下エアコンの天板になります。

こちらも杉でおもしろい木目です。

1枚目の写真で奥にケヤキ板があるのですが写真を撮り損ねました。次回のお楽しみです。

「ふるやの平屋」では造作で机や棚をたくさん作ります。随所に堅木を入れて綺麗に作っていきますのでお楽しみに。

完成前の現場も予約制にて見学できます。ご興味のある方はお問い合わせください。

下山勇志

木製フェンス工事

昨年お引渡しをした「あじさい園を望む囲いの家」の住まい手さんから外構工事のご依頼をいただきました。主にはフェンス工事と芝生工事になります。

新築時に施工した駐車場土間の擁壁に当社特注のステンレス柱を取り付けました。南には新たに擁壁基礎を打ち既存の擁壁基礎とつなぎました。当初の基本設計の囲いの家の「囲い」が完成します。

こちらはステンレス柱が設置できた写真です。綺麗に据え付けができました。

木製フェンス、芝生が完成したらご紹介したいと思います。お楽しみに。

下山勇志

安中市「ふるやの平屋」外装下地検査からのOB宅へ

本日は早朝より安中市「ふるやの平屋」にて第三者機関による外装下地検査を行いました。写真は現場外観写真。土台水切と開口部上の霧除け庇の板金工事も完了しました。

外装下地検査では透湿防水シートの施工状況やサッシ廻りの防水テープ、配管廻りの防水施工状況、その他雨水が侵入しないように施工できているかをチェックします。

写真は検査の様子です。無事に検査合格となりました。これから外壁の通気胴縁、外壁仕上げ工事に入っていきます。外壁完成が楽しみですね。

その後以前ご相談いただいていた2年半前にお引渡しした富岡市「妙義町の家」の改修工事へ。お子様が大きくなって机の上に登ったりして危ないので転落防止の対策をしてほしいという要望でした。

本日工事に着手しこちらが完成写真です。登り梁と壁、手摺の束を利用して固定しハシゴのように登れないよう縦格子としました。

縦格子は頭が入らない間隔にしています。後に取り外しができるようにしましたがこのままフックをつけて壁かけとして利用するのもいいですね。

家は家族の成長と共に変化していきます。子ども室の間仕切りや造作収納、本棚設置や壁の取り外し等その時に応じて可変性のある家が良い家だと思います。家のメンテナンスと共に家族の状況に合わせた工事もお任せください。

下山勇志

安中市 ふるやの平屋 気密シート、床貼り工事

梅雨に入り湿気の多い時期になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。洗濯物が乾かないで困りますね。この時期はガス乾燥機が重宝するのではないでしょうか。

さて、安中市の現場では断熱材の気密シートを施工し、床張り工事に入っております。こちらの写真は数日前に現場に寄った際に撮影したもので床貼りはあらかた完了していますが少しご紹介できればと思います。

床材はヒノキです。ヒノキでも上小節(じょうこふし)といい節が少ない種類になります。この上は無節(むぶし)といい節が無い商品です。杉と同じく赤身と白太部分があって綺麗ですね。大工さんが丁寧に貼ってくれています。

床を貼る前に大切なのが防湿シートと気密処理です。写真の英語が書いてある紙が防湿シートです。デュポンタイベックスマートといいます。こちらのシートは通常の防湿ビニールシートとは違って夏型結露に対応したものになっています。壁内結露防止として内部の防湿シートを施工するのは一般的になってきましたが、夏型結露まで考えた施工をしているところは少ないのではないでしょうか。こちらの防湿シートは夏の外気温が高く湿度が高い状態の時に室内を冷房して気温が低くなった際外の湿気を通す仕組みになっています。外と中の温度差が激しい場合や湿度の状態により起こることなので正確には定常計算を行い必要かどうかを判断すると良いでしょう。

写真は床との取り合い部分を気密テープで抑えた様子です。ここに床板を挟んでいきます。壁の石膏ボードと床板でしっかり気密処理を行います。

こちらの写真はコンセントと配管廻りの気密処理の様子です。当社では数年前から断熱と気密の重要性を学びこのような気密部材で施工をしております。

コンセント気密ボックスはこのようになっており、配線付近から湿気が壁内に入るのを防ぎます。

断熱性能は正しい施工をすることで成果が発揮されるものだと考えます。これからも正しい設計と施工に力を入れていきます。

下山勇志